2009年NHK大河ドラマ「天地人」「義」と「愛」に生きた名将、直江兼続の生涯を描く。
原作ストーリーとキャストの紹介。
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越後の名門・上杉家の家臣・直江兼続(かねつぐ)を妻夫木聡(27)が演じる来年のNHK大河ドラマ「天地人」の主要キャストがいよいよ発表されたのでござる。
直江兼続は歴史に興味がない御仁には知己が薄い人物なれど、さればNHKは民放ドラマや朝ドラでおなじみの顔ぶれを動員する堅実な戦略に打って出もうした。
兼続は武道にも長け忠義に厚いことから戦国時代を題材にした小説やゲーム等では若輩者供とて人気は高く、されば芝居に全力投球で、人を見る目が優しいところが抜擢理由の妻夫木聡には適役でござるかも。
果たして天下は獲れるか?否や?。
ちなみに、直江兼続は「愛」の字を前立てにデザインした兜をかぶっていたことでも有名でござる。
この「愛」はむろん、恋愛的な意味の「愛」ではなく、「愛宕権現」(京都・愛宕神社発祥の神道信仰で、武神としての意味合いもある)から取られた「愛」でござる。
ただ、さにあらず!とばかりに近年盛り上がりを見せる「戦国時代ブーム」の中では、愛を表現した仏で生死即涅槃をあらわす「愛染明王」説や、「民を愛する」説を推す声もござるが当時の思想的にはいささか無理があろうか。
ドラマの「天地人」の原作は火坂雅志氏の小説でござる。
されば公式ページでは「直江兼続の人生に、戦国の有名武将たちや主君・上杉景勝の生き様、年上の妻・お船との夫婦愛をからめることで、激しい戦国時代にあって、自らの理想と、大切な人の幸せのために強く生き抜き『日本の品格』を守り通した兼続の、波乱万丈の人生を描く」とのお触れが勇ましい限りではござらんか。
ここで触れられているように、戦国時代の戦いの数々はもちろん、関ヶ原の戦いや大坂の陣にも深い関わりを持つ直江兼続なので「愛」の前立て兜で登場する場面も早く見たいものでござるな。
兼続は上杉景勝の側近でありながら、秀吉、家康らを魅了し、恐れられた人物でござるが、その夫を支えた年上の妻、お船役に「太平記」以来18年ぶりの大河出演となる常盤貴子(35)が起用されたよし。
「1年間という長い撮影は初めてなのでがんばりたい」と意欲十分にござれば
「年下の男性を支える気持ちは、実際の妻夫木君への“がんばって!”という気持ちと一緒」と笑う余裕も。
長澤まさみ(21)は一昨年の「功名が辻」に続いての出演。
真田幸村の妹で、兼続に次第に惹かれる九の一・初音を演じるよし。
「前回はあんまり出番がなかった」と笑顔でボヤいたそうだが、こんども歴史上は架空の人物。
「若い世代にもドカーンッと面白いと思ってもらえるようがんばります」。と言ったとか言わなかったとか。
兼続の主君・上杉景勝役の北村一輝(38)は「北条時宗」以来8年ぶり、弟・樋口与七役の小泉孝太郎(29)も「義経」以来4年ぶりの大河だそうな。
常盤、長澤と同じくキャリアアップして大役に臨むべし。
逆に、景勝の母・仙桃院役の高島礼子(43)は意外にも、大河は初挑戦となるそうで。
制作統括の内藤愼介チーフプロデューサー、脚本家の小松江里子氏は、昨年の朝ドラ「どんど晴れ」のコンビ。
この作品でヒロインを演じた比嘉愛未(21)は景勝の正室・菊姫役、共演者の東幹久(38)も景勝の家臣・泉沢久秀役で大河デビューするよし。
その兼続と同い年で、親友関係にあったという石田三成を小栗旬が演じるらしいが、たしか石田三成は小兵のはず。
また、真田幸村には城田優、織田信長の姪にあたる淀には深田恭子。
そして、徳川家康に天下を取らせた小早川秀秋を上地雄輔が演じることが、分かったのでござる。
「総じて、冒険心や新鮮味が感じられないキャスティング」(放送関係者)や「只でさえ演技力不足の面々がどこまで時代を理解し表現できるのか」という厳しい声もあるのでござる。
「篤姫」に続いて高視聴率をキープできるか。
なお、その他に発表された出演者は相武紗季、高嶋政伸、田中美佐子、玉山鉄二、阿部寛。
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